今日のハノイは幾分暖かくなりましたが、
先週は夜間の気温が日中8℃と 沖縄より南に位置しているのに信じられない
寒さでした。(まぁ、毎年ですが。。。)
今日は、アロワナの餌についてです。
下の表が、ネット等で調べた餌のタンパク質量です。
実際には栄養価ではなく、訳あってタンパク質と脂質だけでスイマセン。
ドジョウ(Loach) を 忘れましたので、追記します。
Loach : Protein 16%, Fat 1.2%.
ただ、その他ビタミンが豊富なので、やはり最高の餌の部類に入るようです。
我が家の魚はあんまりドジョウ食べないけど、以前食わせた時に直ぐに体色が
変ったのを覚えています。次の日にはいつもの体色になってましたが。。。
アロワナを飼育する上で、非常に重要となるのは水の管理ですかね。
水の中の何が、総窒素量(NH3,NH4,NO2,NO3)に関係があるかというと、
餌(排泄物中のアミノ酸) と魚の体表面からの排出物です。
1.アミノ酸量 = アンモニアと窒素酸化物の総量。
2.一般的にタンパク質量の16.5% がアミノ酸。
3.餌のうち、魚の糞尿として排泄される量は50%。
4.餌を与えなくとも、魚自体の粘液等から通常与える餌の量の25%は排出される。
10gのジャイアントミールウォームを与えると、
10g x 15.1% タンパク x 16.5% アミノ酸 x 50% =0.126g 総窒素分(T-N) が増えるという事です。
1000Lの水槽だと、総窒素量が0.126ppm 増えるという事です。
NH3,NH4,NO3 は曝気(エア-) とバクテリアによって全てNO2に変換されます。
この最後に残ったNO2が、フィルターと通気によって処理できない厄介者なんです。
排水処理施設だと、無酸素状態の水槽で嫌気性バクテリアを増やして処理をするんですが、
水槽の水に嫌気性バクテリアを増やす事は出来るはずがないですし、そんな事したら
硫黄成分が増えてドブ腐くなってしまいます、水を腐らせてしまうんですね。
(自然界ではこれらを植物とか泥中のバクテリアとかが、せっせと処理しているんですね。)
だから、きちんと水換えをしなくてはならないんです。
また、50%排出されている糞は水質の悪化を防ぐため直ぐ取り除く事が大事なんです。
これで総窒素の増加を抑えることができます。
さて、また餌に戻ります。
じゃ、どんな餌がアロワナに良いかというと、良い水質を保つために低タンパク質、
太らせないために低脂肪という事なろうかと思います。
(魚が小さいうちは 高タンパク質性の餌が必要と思いますが、とりあえず総論として。。)
だけど実は、コオロギもジャイアントミールウォームもさほど変わらないと思って
いるんです。両方共それなりに脂っこいですよ。表を見て下さい。
私の場合それでも、餌は殆どジャイアントミールウォームです。
産卵している魚も、100% ミールウォームです。
大切なのは、餌を与え過ぎない事(太らせない事) だと思っていますが、
どんなもんでしょうか。
1週間に ウォームを 5,6匹 食べていれば寿命まで生きると思うんだけど。。。
実際にはそういう事をした事がないので何とも言えません。。。(^O^)
知っている方が居れば教えてください。
私が知っているのは、1週間に2匹のウォームで2年生きているアロワナですが
どこまで生きるのか分んないです。今もその様に飼育しているとの事ですので
また情報アップデートしますね。死んだとか、生きてるとかを。。。。笑
餌の話のついでに、飼育魚の紹介 5/15です。
(2/15 と3/15 は小さいので後回しで、スイマセン。)
日本で言うトコロの藍低過背金龍です、当地では単に Blue Base です。
”なんだ!ミールウォームじゃないじゃないか!!” という方も居られると思いますが
”基本” はミールウォームです!!
ムカデも、低脂肪・低タンパクですから。。。笑
では、また。
追記しますね。
エビ・魚餌のような高タンパクの餌を与えると、排泄物の中のタンパク質も高くなるので
頻繁に水を変えなければならない。。。という事もいえるかもしれません。
このところ、生きエビばかり与えていたのですが、総窒素量が大分高くなりましたよ。
やっぱり、基本は虫餌ですよね。
先週は夜間の気温が日中8℃と 沖縄より南に位置しているのに信じられない
寒さでした。(まぁ、毎年ですが。。。)
今日は、アロワナの餌についてです。
下の表が、ネット等で調べた餌のタンパク質量です。
実際には栄養価ではなく、訳あってタンパク質と脂質だけでスイマセン。
活きエサの蛋白質量 (重量比) | 脂質量 | アミノ酸量 (蛋白質 x 16.5%) % | ||
Live Feeder's Protein (%) | Fat (%) | Amino Acid (Protein x 16.5%) % | ||
エビ (Prawn) | ||||
20
| 0.4 | 3.30 | ||
金魚 (Feeder Fish) | ||||
18
| 2.5 | 2.97 | ||
ジャイアントミールウォーム (Super Worm) | ||||
19 | 15.1 | 3.14 | ||
カエル (Frog) | ||||
14
| 0.4 | 2.31 | ||
ムカデ (Centipede) | ||||
10
|
1.4
| 1.65 | ||
ミミズ (Earth Worm) | ||||
10
| 2.1 | 1.65 | ||
コオロギ (Cricket) | ||||
22
| 5.7 | 3.56 | ||
ドジョウ(Loach) を 忘れましたので、追記します。
Loach : Protein 16%, Fat 1.2%.
ただ、その他ビタミンが豊富なので、やはり最高の餌の部類に入るようです。
我が家の魚はあんまりドジョウ食べないけど、以前食わせた時に直ぐに体色が
変ったのを覚えています。次の日にはいつもの体色になってましたが。。。
アロワナを飼育する上で、非常に重要となるのは水の管理ですかね。
水の中の何が、総窒素量(NH3,NH4,NO2,NO3)に関係があるかというと、
餌(排泄物中のアミノ酸) と魚の体表面からの排出物です。
1.アミノ酸量 = アンモニアと窒素酸化物の総量。
2.一般的にタンパク質量の16.5% がアミノ酸。
3.餌のうち、魚の糞尿として排泄される量は50%。
4.餌を与えなくとも、魚自体の粘液等から通常与える餌の量の25%は排出される。
10gのジャイアントミールウォームを与えると、
10g x 15.1% タンパク x 16.5% アミノ酸 x 50% =0.126g 総窒素分(T-N) が増えるという事です。
1000Lの水槽だと、総窒素量が0.126ppm 増えるという事です。
NH3,NH4,NO3 は曝気(エア-) とバクテリアによって全てNO2に変換されます。
この最後に残ったNO2が、フィルターと通気によって処理できない厄介者なんです。
排水処理施設だと、無酸素状態の水槽で嫌気性バクテリアを増やして処理をするんですが、
水槽の水に嫌気性バクテリアを増やす事は出来るはずがないですし、そんな事したら
硫黄成分が増えてドブ腐くなってしまいます、水を腐らせてしまうんですね。
(自然界ではこれらを植物とか泥中のバクテリアとかが、せっせと処理しているんですね。)
だから、きちんと水換えをしなくてはならないんです。
また、50%排出されている糞は水質の悪化を防ぐため直ぐ取り除く事が大事なんです。
これで総窒素の増加を抑えることができます。
さて、また餌に戻ります。
じゃ、どんな餌がアロワナに良いかというと、良い水質を保つために低タンパク質、
太らせないために低脂肪という事なろうかと思います。
(魚が小さいうちは 高タンパク質性の餌が必要と思いますが、とりあえず総論として。。)
だけど実は、コオロギもジャイアントミールウォームもさほど変わらないと思って
いるんです。両方共それなりに脂っこいですよ。表を見て下さい。
私の場合それでも、餌は殆どジャイアントミールウォームです。
産卵している魚も、100% ミールウォームです。
大切なのは、餌を与え過ぎない事(太らせない事) だと思っていますが、
どんなもんでしょうか。
1週間に ウォームを 5,6匹 食べていれば寿命まで生きると思うんだけど。。。
実際にはそういう事をした事がないので何とも言えません。。。(^O^)
知っている方が居れば教えてください。
私が知っているのは、1週間に2匹のウォームで2年生きているアロワナですが
どこまで生きるのか分んないです。今もその様に飼育しているとの事ですので
また情報アップデートしますね。死んだとか、生きてるとかを。。。。笑
餌の話のついでに、飼育魚の紹介 5/15です。
(2/15 と3/15 は小さいので後回しで、スイマセン。)
日本で言うトコロの藍低過背金龍です、当地では単に Blue Base です。
”なんだ!ミールウォームじゃないじゃないか!!” という方も居られると思いますが
”基本” はミールウォームです!!
ムカデも、低脂肪・低タンパクですから。。。笑
では、また。
追記しますね。
エビ・魚餌のような高タンパクの餌を与えると、排泄物の中のタンパク質も高くなるので
頻繁に水を変えなければならない。。。という事もいえるかもしれません。
このところ、生きエビばかり与えていたのですが、総窒素量が大分高くなりましたよ。
やっぱり、基本は虫餌ですよね。
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